【ニューヨーク=村上尚史】10人を超える愛人との不倫騒動をきっかけに、今季の米ツアー出場の無期限自粛を表明している米男子ゴルフのタイガー・ウッズ(34)が、ミシシッピ州にある専門施設で「セックス依存症」の治療に取り組んでいることを21日、複数の米メディアが伝えた。昨年11月27日に浮気を巡る夫婦げんかがもとで起こしたとされる車の自損事故以来、ウッズの動向が明らかになるのは初めて。
ニューヨーク・ポスト紙によると、昨年12月末から治療を開始し、6週間の予定で施設に滞在。毎朝5時半に起床、医師らとのカウンセリングを中心に1日約8時間の治療を受けている。現在別居中で、離婚がうわさされている妻のエリンさんと対面し、どのような方法や気持ちで家族を裏切ったのか、などを説明しなければいけない治療プログラムもあるという。