飲酒運転で懲戒免職処分を受けた後、停職6月の懲戒処分に修正された鹿嶋市役所人事課主幹の男性職員(53)が、処分中に飲酒運転による物損事故を起こしていたことが分かり、鹿嶋市は20日、男性職員を再び懲戒免職処分にしたと発表した。
市によると、男性は停職処分中の昨年3月、日本酒を約2リットル飲んだ後に車を運転し、赤信号で停車中の車両側面に衝突。飲酒運転で鹿嶋署に検挙されていたという。
男性は08年11月に飲酒運転で出勤し同12月に懲戒免職処分を受けたが、処分取り消しを求め鹿島地方公平委員会に申し立てを行い、同委は昨年12月に停職6月とするよう裁決。市は飲酒運転が発覚した08年11月にさかのぼり停職処分に修正していた。【岩本直紀】
毎日新聞 2010年1月21日 地方版