2010.1.21 12:33
菅直人副総理・財務相は21日午前の衆院予算委員会で、政府が抱える債務について自民党政権時代のものと鳩山由紀夫新政権のものとに分離する案に対し「ある意味では大変魅力的な考え方だと受け止めている」と述べた。
菅財務相は、「これまでの累積した債務と新たな政権のもとでの債務と分ける考え方は政治的にはあろうかと思う」と話した。
ただ、「過去の債務だから現政権は責任がないという仕組みになっていない」と指摘。「過去の債務も含めて責任を負うという姿勢を明確にしながら」と前置きした上で、負債状況を国民に説明する手法として前向きな姿勢を示した。
民主党の伴野豊議員が債務を新旧で分別管理する手法を提案したことに対する答弁。