牛に使われている成長と性ホルモンが少年の性器異常と少女の思春期を早める原因となる可能性がある。このような懸念される徴候がある。英国獣医委員会(VPC) の一員で化学物質の専門家であるJohn Verallsi氏が発表したもの。同氏は消費者の利益を代表して政府のVPCの委員に任命された。
John Verall氏は、最近、政府の言論統制命令にに反して、「米国では畜牛の3分の2がホルモンを目いっぱい与えられて妊娠させられる。その米国では、乳がん、前立腺がんの率が増加している」ことを示した研究から得た徴候を明らかにした。
元記事
ちょっと訳が不安。
見出しの原文ではArtificial hormonesとあり、「人工ホルモン」。ここでは人工的にホルモンを与えられると訳しましたが、文字通り「人工ホルモン」を与えられるのかも知れません。
とりあえず、アメリカの牛の60パーセント以上はホルモンいっぱい。その牛は日本に来ているわね、きっと。日本は実験フィールドですから。
いやいや、国民思いの日本政府がそんな牛を受け入れているはずはないか?
【科学・健康の最新記事】
以前、当方のブログでも何度か記事にした成長ホルモンの怖さ、参考のためにブログから一部転載します。ダライ・ラマもずっと記事にしていますので『アメリカ牛と人工ホルモン』『ダライラマの本当の顔』の二つの記事をまた紹介させていただきました。
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「人間が食べる肉のために失う多くのもの」2007-10-29
・・・中略・・・
それから
以前、整形に関する記事で書いた牛の成長ホルモン。
(牛乳を飲むと胸が大きくなる話など)
以前紹介したサイト「菜食のすすめ」を久しぶりに覗いたら
「成長ホルモンの恐ろしさ」と題して載っていた。
穀物と成長ホルモンのダブルパンチ。
よく見る牛のピアス、あれが成長ホルモンを投与するもの。
以下、引用要約
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成長ホルモンの恐ろしさ
牛の場合はピアス状の物で鶏の場合はエサに混ぜられる。
羊の脳や内臓などをエサに混ぜて投与することもある。
遺伝子組み換えで作られたBST(女性ホルモン)を
牛に投与すると1.2倍の搾乳量が得られる。
中枢神経が麻痺するため多量のエサを食べるので
大幅な成長が望める。
■女性への影響
女性の早熟化
女児の乳房の異常発達
女児に陰毛が生える
子供の膣ガンの増加
乳幼児の奇形
■男性への影響
男性のインポテンンツ
ヒゲが生えなくなった
男性の女性化
■その他の人間への影響
肥満
乳房の巨大化
1997年1月フランスで40人以上の児童の死亡例あり。
日本では、成長ホルモンの危険性に関心が少なく対応が遅れていて
法律では野放し状態になっているのが現状。
菜食のすすめ
http://saisyoku.com/
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■モンサントの訴え退ける=乳牛成長ホルモンの表示問題で−米当局
9月1日15時0分配信 時事通信
【シカゴ1日時事】米農業バイオ大手モンサントが、米国で急速に増えている
「成長ホルモン不使用」牛乳はその表現が消費者を欺くものだと米連邦取引
委員会(FTC)などに申し立てていた件で、FTCが申し立てを退け、この問題
を調査しないことを同社に通知していたことがこのほど明らかになった。
同社が遺伝子組み換え(GM)技術を駆使して開発し、乳牛に注射すると乳の
量が大幅に増加する成長ホルモン「rBST」をめぐる問題では、米国の消費者
が敬遠し始めたことで、大手牛乳メーカーや大手スーパーなどが不使用牛乳
に切り替えつつあり、世界のGM作物市場を制覇しつつある同社にとって、思
わぬつまずきとなりつつある。
■「4100万人のアメリカ人の飲料水から医薬が検出」の記事にも書きましたが、動物に与えられた成長ホルモンが川に入り結果的に飲料水を通して不特定多数の人間に知らないうちに入るようになります。飲料水の場合は薬と違い少しづつ延々と飲み続けるのが怖いですね。
そうだったのですか……