2010年1月21日 22時0分更新
民主党岡山県連はこれまで自治体や福祉団体などから受けた要望をもとにした県への政策提案をとりまとめ、21日、提案書を副知事に手渡しました。
民主党岡山県連では去年の政権交代以降、県内のすべての自治体との会合を持ったほか、業界団体や福祉団体などとの意見交換の場を設けそうした会合などで出された要望をもとにこのほど提案をまとめました。
21日は民主党岡山県連の一井暁子幹事長代理ら3人が岡山県庁を訪れて古矢博通副知事に政策提案書を手渡しました。
提案書では暮らしやすさを重視した中山間地域の振興や地域医療体制の整備、それに障害者や難病患者への支援など、6つの大きな項目でまとめられ、それぞれについての具体的な政策提案が示されています。
提案書を手渡した後、民主党岡山県連の一井幹事長代理が、「来年度以降の県政にぜひ反映して欲しい」と要望すると、古矢副知事は「各担当部局に周知したい」と述べて、県としても検討していく考えを示しました。
政策提案について一井幹事長代理は、「これまでのように単に要望を伝えるのではなく、提案という形にすることで県民の声を政策に反映させ、改善につなげるよう務めていきたい」と話していました。