岡山放送局

2010年1月21日 22時0分更新

津山市で甲虫の標本展


趣味で昆虫採集を行ってきた津山市の男性が国内や海外で採集したカブトムシやクワガタムシなどの標本を集めた展示会が、津山市で開かれています。

この展示会は、津山市の石川富民さんが15年かけて趣味で岡山県内をはじめ、沖縄やインドネシアなどを訪れて自分で採集した昆虫の標本を展示しているものです。

会場に展示されているのは、カブトムシやクワガタムシ、それに羽根の色が美しいタマムシなどいずれも背中の羽が固い「甲虫類」と呼ばれる昆虫の標本でその数は1000点以上に及びます。

このうち、インドネシアのジャワ島で採集したコーカサスオオカブトは頭に3本のツノがあり体長がおよそ10センチもあるもので昆虫マニアの間でも人気があります。

石川さんは「形の面白さや種類の多さを通じて、昆虫に興味を持ってもらい、自然を大切にする心につなげてほしい」と話していました。
この展示会は、津山市のアルネ・津山4階のアートギャラリーで、今月24日まで開かれています。