岡山放送局

2010年1月21日 22時0分更新

いちご共進会


県内最大のいちごの産地、岡山市で、ハウス栽培で収穫されたいちごの出来栄えを競う品評会が岡山市役所で開かれました。

これは、農家の技術向上につなげようと岡山市などが毎年開いているもので、21日は、市役所のホールに市内の農家がハウス栽培した「さちのか」や「さがほのか」などのいちご5品種およそ50点が出品されました。

審査には、県の農業総合センターの職員や市場の関係者など8人があたり、全体が赤く色づいているかや、つやがあるか、それに糖度が高いかなど、1つ1つじっくりと確かめていました。

ことしは、いちごの生育期にあたる秋に気温が高く、早い時期から実が熟れたため、全体的に実が小ぶりということですが、味や糖度は平年並みだということです。

JA岡山いちご部会の奥山茂樹部会長は、「いちごは鮮度が命です。まもなく旬を迎える新鮮でおいしい地元産のいちごを是非とも味わってほしい」と話しています。