細腕繁盛記ならぬ太腕繁盛記?旅館をPRする大森隆男
新日本を中心に活躍するフリー戦士の大森隆男(40)が20日、都内で会見し、“史上初”のホテルマン兼レスラーとなることを発表した。妻の藤橋真由美さん(37)が女将を務める石川県金沢市の旅館「由屋(ゆうや)るる犀々(さいさい)」に勤務するため、プロレス最優先だった東京での単身赴任生活を打ち切り、拠点を金沢市に移す。
東京出身の大森は03年、実家が金沢市でホテルを経営している真由美さんと結婚。その妻が08年に老舗旅館を再生してオープンした「由屋るる犀々」を任された。大森は「昨年40歳になったのを機に考え、こういう結論になった」と語った。
だが、現役は続行。「やり残したことはたくさんある。体調もいいので引退するつもりはない」。地元でのスポット参戦や興行開催も目指し、「金沢からプロレス熱を発生させる」と意気込んだ。
(2010年1月20日)