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(12/10)米、首脳会談応じず 普天間問題「閣僚級協議が最善」

 【ワシントン=弟子丸幸子】ギブズ米大統領報道官は9日の記者会見で、米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡って鳩山由紀夫首相が求めているオバマ米大統領とのコペンハーゲンでの首脳会談について「この問題は数週間前に(首脳間で)話し合ったばかりだ」と述べ、実現に否定的な見解を表明した。その上で、普天間問題は日米両政府による閣僚級作業グループで協議するのが適当との考えを示した。

 鳩山首相は18日のコペンハーゲンでの第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)首脳会合の際に、普天間問題を巡って日米首脳会談を開きたい意向を示していた。

 報道官は普天間問題について、作業グループに出席しているルース駐日米大使が「現在、適切に取り組んでいるところだ」と指摘。「我々は(移設問題の)進展を続ける最善の道は作業グループだと信じている」と述べ、現時点でオバマ大統領が自ら議論する段階ではないとの見方を示した。

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