マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (979682)Windows カーネルの脆弱性により、特権が昇格される公開日: 2010年1月21日 | 最終更新日: 2010年1月21日
概説概要マイクロソフトは、一般で報告された Windows カーネルに存在する脆弱性について、現在調査中です。マイクロソフトは現時点で、この報告された脆弱性を悪用しようとする攻撃を認識しておらず、またお客様が影響を受けたという報告は受けていません。マイクロソフトは、パートナーがより幅広い保護をお客様に提供するために使用する情報を提供するため、Microsoft Active Protections Program (MAPP) (英語情報) で積極的にパートナーと協力しています。 この調査の完了時に、マイクロソフトはお客様の保護のために適切な措置を講じる予定です。これには、マイクロソフトの月例のリリース プロセスによるセキュリティ更新プログラムの提供またはお客様のニーズにより、月例のリリース プロセス外でのセキュリティ更新プログラムの提供が含まれる場合があります。 アドバイザリの詳細問題の参照情報影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェアこのアドバイザリは次のソフトウェアについて説明しています。
*Server Core は影響を受けます。サポートされているエディションの Windows Server 2008 では、Server Core インストール オプションを使用してインストールされているかどうかに関わらず、同じ深刻度でこのアドバイザリが適用されます。このインストール オプションに関する詳細情報は、Server Core をご覧ください。Server Core インストール オプションは Windows Server 2008 の特定のエディションには適用できないことに注意してください。詳細は、Server Core インストールオプションの比較をご覧ください。
このアドバイザリの目的は何ですか? これは、マイクロソフトがセキュリティ更新プログラムを公開する必要のあるセキュリティ上の脆弱性ですか? Windows カーネルとは何ですか? Windows VDM (仮想 DOS コンピューター) サブシステムとは何ですか?
この脅威は何が原因で起こりますか?
攻撃者は、この脆弱性を悪用して何を行う可能性がありますか? 攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、この問題の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。
回避策は、設定または構成の変更を示すもので、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムの適用前に、既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは次の回避策をテストし、回避策が機能性を低下させるかどうか「詳細」の欄で説明しています。
関連情報Microsoft Active Protections Program (MAPP)お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。この様な保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報は、Microsoft Active Protections Program (MAPP) Partners (英語情報) に記載されている各社のWeb サイトをご覧ください。 フィードバック
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