ぐっと思いつめていても、すっと冷めてしまったりするから恐ろしい。

01 19, 2010 | 未分類

1
誰も彼も「優しく」なんて言う。

友達には「優しく」しなければならない。
教師は生徒に「優しく」しなければならない。

傷つけないように口を閉じる。


喧嘩をしないように相手を認める。

「考え方は人それぞれだから。」
「価値観は人それぞれだから。」


考え方って何だろう?
「価値観」という言葉の示す範囲はどこまでだろう?

なんて孤独なことじゃないか。




だって、そうやって教わってきたんだもん。
先生言ってたし。




TVもそう言ってたし?


個人主義の横暴。

ひとそれぞれで、正しさもくそもない。


それぞれの世界をそれぞれの解釈でそれぞれに生きる。
ごもっとも。
その通り。


僕を優しいと言ったひとがいる。
正直うれしかったけれど、そうかどうかはわからない。

他人の価値観なんて認めない。

議論して決着をつけたい。

和解と休戦はあっても、譲る気は無い。



これまで積み上げられたものを「ひとそれぞれ」なんて安いことばでちゃらにしたくは無い。されたくも無い。
これでも言葉はわりと信用しているほうなんだ。



優しさにも種類がある。
僕を優しいと言ったその人を僕は優しいと思う。
担任の先生のさばさばした態度も優しいと思う。
彼らを好意的に思っている。



「ひとそれぞれ」は「易しい」のほうかもしれない。



優しいなんて言葉でみんなまるめて誤魔化すのか。

るつぼか?サラダボールか?

アメリカじゃないんだ。



使い方を誤るな。

給食を残さず食べたからって、遠い国の飢えた子供は救われない。

金をかけて育てたからって単純に幸福に繋がるわけじゃない。


あなたの子はもはやペットではないし、保険でもない。
遺伝子を運ぶことに使命感も覚えていない。
社会に尽くす気も無い。



好きな奴もいれば嫌いな奴もいるが、
ひょっとすると嫌いな奴は実はいい奴かもしれない。
でも、だからって嫌いな奴に近づいたりしない。当たり前だろう。




思いやりは屈折していく。

老人に席を譲らないという思いやりもある。
小遣いをもらってやるという思いやりもある。


屈折した優しさが正しいかどうかなんてことは全く知らない。

ただ、
どうするのが良いのか、どうすれば喜んでもらえるのか、どうすれば救えるのか。
それを悩んでいるのを見るときだけ、真面目な優しさを感じる。
これだけを本当に優しいと思える。


パンツをはいたサルね。うん。

01 13, 2010 | 未分類

5


今日のホームルームで、担任が出席をとっていた時の話。


担任:「○○さん全然学校にこないよね〜」

A君:「オレ、この前地下鉄で見ましたよっ 挨拶したら無視されました!(笑)」

担任:「元気そうだった?」

A君:「あ〜、なんかお腹大きかったっスっ」


   ・・・・・・・・・・・・・



うん。
しょうがないよね。

01 10, 2010 | 未分類

2
誠実で真面目に善意を持った人間などいると思ってなかったし、また居たとしても詰まらない奴だろうと思っていた。
だが、出会ってみるとこれが案外魅力的なのだ。

その人は僕が考えも無く壊してしまった道徳をまだ持っている。だから、冷たく眺めて黙っていることなんてしない。

01 09, 2010 | 未分類

0


その人のちょっとした言葉の使いようで

地に落とされたり、天に昇ったりするのだから

不思議なことだと思う。


天使などと言いつつ、実は悪魔だろうと思っていたりするのだろうが

好きか嫌いかと問えば

彼は迷うことなく、好きだと答えるのだろう。


次の曲

01 08, 2010 | 未分類

2
はちすずめの練習もちょいちょい続けはするけれど、平衡して新しい曲もやろうということになった。

そこで、薦められたのがパガニーニ カプリス24番。

今度はこの曲を弾くことに。

はちすずめに続き、この曲も技巧的。大丈夫か、小川。



動画こんなのしかなかったけど、でも、この人上手だよ。

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R.ogawa

Author:R.ogawa
札幌在住。
半分高校生。17歳
趣味は読書とクラシック・ギター。あと、合気道。
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散文「自我論」連載中
1、現代
2、祖母の場合

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