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国立メディア芸術総合センターについて

2009/06/11 03:32

 

少し宣伝をしてみます。

現在もα版で稼動させているのですが、SNSを作成しました。

新規の入会も受け付けているので、良ければ参加をお願いします。

保守系・国益に偏向した、政治SNSでサーバーは私の名義になっています。

(製作者です、技術系の政治家がいたっていいでしょう?)

 

   SNS-FreeJapan

   (http://sns-freejapan.jp/)

 

これはPCよりクリックしてもらえればわかると思いますが、ログイン画面が「請願書の署名簿DLページ」を兼ねています。

内部にて請願書を発行、ログイン画面を用いて拡散という、政治に特化したSNSです。

 

現在の参加者は、まだ50名程度です。

多くがtest版につきあってくれた、私のネット上の友人であり、強力な保守論客で占められています。

特定の層だけが参加しているため、人数は50名ですが稼働率は90%以上、レベルもかなり高いのではないでしょうか。

私は押され気味であります苦笑

 

非常にmixiに近いシステムを持っているため、現ユーザーmixiの掛け持ち組が多いようですね。

現在はmixi内部からの日記データのミラーリングを行っています。(データ保全目的です)

 

それらもひと段落し、

先ほど、討論というものを開始してみました。

やっと稼動であります。

 

有志に、トピックを建てて頂きました。

討論用のコミュニティになります。

以下、SNSのトピックより完全転載。

(完全転載なのは、自サイトからである強みですね)

 

かなりヘビーなトピックだと思います。

 

 

 

▼以下

トピック名「国立メディア芸術総合センターについて」

自民党には「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」というものがあります。

economic newsより
-------------------------->
無駄遣いの温床と揶揄される特別会計や独立法人向け支出の適正化など、歳出改革を図るための自民党「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」が6月3日から始動した。来年度の予算編成に向けて、今月末を目途に方針を取りまとめていきたいとしている。チーム顧問には谷垣禎一政務調査会長が就いた。 プロジェクトチームの中に「公共事業」「社会保障」「エネルギー・農業」「文教・科学技術等」の4分野の検討チームを設置し、(1)公益法人(2)随意契約(3)特別会計支出(4)独立行政法人向け支出(5)既存政策の5項目について検討する。
<-------------------------



先日、今回の補正予算に組み込まれている「国立メディア芸術総合センター(仮称)」構想に関し、この無駄遣い撲滅プロジェクトチーム(以下、ムダボ)がこれを【不要】と判断し、政府に予算の執行停止を求める事を決めました。


(MSN産経 2009.6.8 16:50)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090608/plc0906081652007-n1.htm
[魚拓]
http://s03.megalodon.jp/2009-0608-2023-57/sankei.jp.msn.com/politics/policy/090608/plc0906081652007-n1.htm
------------------------------>
「国営マンガ喫茶」には自民党も「ノー」? 各省庁の無駄遣いを点検する自民党の「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム(PT)」が8日、文部科学省所管の独立行政法人などを対象にヒアリングを行い、平成21年度補正予算で117億円が計上された「国立メディア芸術総合センター」(仮称)について、「不要」との判断を下した。

マンガやアニメ、ゲームを収集展示する同センターの構想をめぐっては、民主党鳩山由紀夫代表が「巨大な国営マンガ喫茶」と呼んで批判。麻生太郎首相は「メディア芸術の国際的な拠点が必要」と訴えてきたが、身内から不要論を突きつけられた格好になる。

ヒアリングでは、文化庁の事業説明に対して「運営コストを含めた見積もりがいい加減だ」などと批判が続出。河野太郎PT主査は「このマンガ喫茶は予算執行を停止すべきだ」と、鳩山代表と同じ表現を使って不要を宣告した。

同PTは自民党政務調査会に昨年度設置。ヒアリングを基に経費削減の提言を政府に提出し、予算の執行と編成に反映させる。

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河野太郎がこのPTで予算の仕分けを行い無駄か必要かの判定を行う主査。もうひとりは1回生議員の山内康一です。



以下、山内康一のブログより。
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/cat4162898/index.html
------------------------------>
昨年の文部科学省の事業仕分けの続きで、文科省関連の独法公益法人を、
昨日9時から18時半までの終日かけて(私は途中別件で抜けましたが)、
党の無駄遣い撲滅プロジェクトチームでチェックしました。
いつものように民間シンクタンクの構想日本にお手伝いいただき、
議論の様子をオープンにして、事業仕分けを行いました。

最初の案件は独立行政法人国立美術館です。
補正予算の中で激しい批判を浴びたメディア芸術センターが含まれます。
マスコミ等で「国営マンガ喫茶」と揶揄されているものです。

マンガやアニメ、コンピューターグラフィック等のメディア芸術が、
産業としても、日本のイメージアップのためにも、重要なのはわかります。
しかし、そのために専門のハコモノを作るべきかと言えば、
議論の余地は大いにあります。

文部省の担当課の説明を聞くと、117億円もの予算を確保しながら、
計画の細部はまったく詰まっていません。
建設費は考えていますが、将来にわたる維持管理費は考えていません。

これまでメディア芸術に関しては年に2週間程度の展示会をやったり、
既存の国立美術館で企画展示をやったりしてきたそうです。
またメディア芸術の一部は、インターネットでも鑑賞できます。

マンガ関連の美術館は自治体や民間でもいろいろやっています。
三鷹のジブリ美術館などはすでに有名ですし、
わが川崎市も藤子不二雄ミュージアムを開設予定です。
地方都市が地元出身の漫画家のミュージアムをつくるのがブームです。

国立で新たにメディア芸術の美術館をつくる必要性は疑問です。
ムダボチームの議論の結果、「不要」と判定されました。
チームとしては、政府に対して予算の執行停止を申し入れていく方針です。

その他、奨学金制度、留学生受入れ、産学連携など等に関連して、
やり方にいろんな問題が明らかになりました。
詳しくは、構想日本のホームページまで。
http://www.kosonippon.org/project/detail.php?m_project_cd=741&m_category_cd=16

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不勉強で知らなかったのですが、「構想日本」とは『会費制の「独立・非営利」の団体』とのことです。
http://www.kosonippon.org/index.php

自民党内のPTの主査が、なぜ独自の説明ではなく、このHPを引用するのか、まずそこがわかりません。「構想日本」は政党の委託などは受けない事を明記しているからです。


・「国立メディア芸術センター」の文化的戦略上の必要性
・経済対策としての必要性
・与党PTが既に提出された予算案を無駄と断ずる不可思議さ


などなど、この構想自体と、自民党ムダボがこれを不要と発表した件など、皆様から様々なご意見を伺いたいと思います。

※余談
…更に言えば、私がこの山内康一に投票していいものかどうかも…(-_-;
民主党の対抗馬は、笠浩史です。
大変悩んでいます…。

 

 

SNS-FreeJapan 討論コミュ「国立メディア芸術総合センターについて」より

(↑SNS参加者しか閲覧できません↑)

 

なかなかに壮大なトピックであります。

トピ主もある程度のことは把握した上で、ブレインストーミングの形態をとりつつ結論を出していきたいのでしょう。

本論のコアとしては、民間シンクタンクを起用する意味あい、それを政局・選挙と絡めてどう判断するか、またそれらのPTが国益に合致するか否か、どのように判断するか、という難しいトピックです。

(質問自体は単純なのですが、背景が複雑ですものね)

 

背景や周辺状況については、議論の形式をとりつつ完結させていき、のち、それらの回答を導きたい、というトピックだと考えています。

(トピ主はこのトピタイに相当の時間を割いたものと思います)

 

 

以下、私がつけたレスであります。

前述の状況を鑑み、まずは本論以外の周辺認識を説明してみます。

 

▼以下

まず、国立メディア芸術センターがどのようなものだと把握しているかを、申し上げます。

ただの漫画博物館であれば不要だと言うのは相違ありません。
では、本当にそうなのか。
そこを考えて見ます。

ゲンダイでも叩かれた政策なので気になりました。
ゲンダイが叩くということは、だいたいいい政策のことが多いですね。

では実際の政策を見てみます。

www.bunka.go.jp/oshirase_other/2009/mediageijutsu_090514.html

こちらもどうぞ。
【著名人】として、左派的な人だけをメディアはパネラーに呼んでいましたが、実際の大御所のブログです。

satonaka-machiko.seesaa.net/article/120006495.html
以上、外部サイトをもって、私の認識とさせて頂きます。


この認識を元に検討するならば
個人的には
>・「国立メディア芸術センター」の文化的戦略上の必要性
ありじゃないかな、というスタンスであります。


以下を、論拠として挙げます。
デジタルメディアが有効なのは事実だと考えます。
日本では、あまりそれに価値を見い出していないようですが、世界レベルで価値有りと認識されていると考えます。ゆえに保護するのは得策であり、妥当だと考えます。
以下、二点のメリットを論拠として挙げます。

1)経済的な効果
つまりは知的産業としての輸出産業、新規産業という考え方

2)外交的な効果
プーチン大統領との会談に先立ち、子息にドラえもんの人形を送ったこと、いたく歓心を誘ったとのことです。
韓国などのアジア圏でも、ポケモンやセーラームーンなどの人気が高いようです。
(描かれ方はあれですが子供が絵に描いてますね)

すでに経済的なものだけでなく、外交レベルで、つまりは国として高い評価を受けていると思います。私には、2)の効果のほうがメリットが大きいと考えます。




では、なぜ箱物が必要かと言う説明を行います。
この建造物は、文化財として保管・保護するだけでなく、対外的に紹介する機関は意味合いも強いかなと思います。

私は、箱はオマケだと思います。
実際に必要なのは、認定機関であり、お墨付きをあげてやればいいかな、と。
比較はおかしいかも知れませんが、特許庁などの「建物」などに性格が近くなのではないでしょうか。

前述のメリット 1)2)を享受するにあたり、日本の国民に対して「国家認定」を行うことは重要な意味を持ちます。ネックになっているのは、日本国民がそれをメリットとして認識していない点であると考えます。
それに対し、国家からの認定というものがあれば、国内での認識も大きく変わるのではないでしょうか。

建造物に関しては、国内向けの展示場を兼ねると共に、諸外国向けの博物館と
してのプレス的な側面を持ってもらいたいな、と考えます。

100億で、これらのメリットが享受できるのであれば、私は十分にペイできると考えます。
新規雇用と文化財の保護、外交上のメリット、などと比較した場合です。
東京で道路を作ると、100億では数kmしかできなかったと思います。
こちらのほうが良い、という認識です。

 

 

 

如何でしょうか。

「討論」というコミュでは、少し背伸びした、良質なディベートを行っていきたいと思います。

実際に政治家である私としては、予行演習というか、模擬戦というか、自己研鑽として認識しています。

少しだけ、答弁を意識して記述させて頂きました。

互いに研鑽し高めあいたいな、と考えています。

 

これらの背景については、恐らくは同意して頂けると考えます。

ではなぜ自民PTはこれを批判したのでしょうか、

また、なぜ民間シンクタンクHPを論拠として用いたのでしょうか。

(このシンクタンクを批判する目的ではありません)

 

これらは、政局や党内の動きを類推しつつの「予想」でありましょう。

どこまでの意味があるのかはわかりません。

ですが、それはとても意味深い「練習」であり、多くのことを学びあえるのではないでしょうか。

 

ここからどのように結論を見出していくか、

私自身、楽しみであります。

 

 

保守・国益 政治系SNS

SNS-FreeJapan

(http://sns-freejapan.jp/)

 

請願の協力も、重ねてお願いいたします。

 

カテゴリ: 政治も  > 地方自治    フォルダ: 指定なし

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