ここから本文です
[PR] まさかの価格破壊!40歳(男性)月額1,345円の死亡保険の真相。

【CES 10】コンデジ初の自律測位搭載、カシオ ハイブリッドGPSカメラ

1月20日17時23分配信 レスポンス

【CES 10】コンデジ初の自律測位搭載、カシオ ハイブリッドGPSカメラ
拡大写真
EX-H10をベースにGPS機能を搭載した「ハイブリッドGPSカメラ」。GPS用に専用CPUを搭載したため、画像処理系に影響は与えていないという
昨年初め頃よりGPS機能を搭載するカメラが相次いで登場しているが、2010CESではさらに搭載機種を数多く見ることができた。その中で注目したのは、カシオが自社ブースで参考出品していた『ハイブリッドGPSカメラ』である。

画像5枚:カシオ ハイブリッドGPSカメラ フォトレポート

カメラ自体は『EXILIM EX-H10』がベースとなっているが、新たにカメラヘッド部分にGPSレシーバーを搭載。これに加えてコンデジとしては初めてモーションセンサーによる自律測位システムを追加し、GPSが受信できない場所でも測位を可能としているのが最大のポイントだ。発売時期については「市場の動向を見ながら判断したい(カシオ関係者)」としており、価格や発売時期は検討中だという。

この「モーションセンサー」はカーナビにも搭載されているジャイロと加速度センサーを組み合わせたもので、さらに方角を自動的に認識できる電子コンパス機能を搭載。これによって、GPS衛星からの電波が届かない地下街などでも現在地を補足し、電子コンパスが撮影した際のカメラの向きまでも認識して記録する。

測位はカーナビと同様、1秒ごとに行ない、電源を切っていても30分に一度は補足を実行。これは大きく位置が移動すると次の補足まで時間を要するための措置と見られる。さすがにカーナビのような目的地までのルート案内は行わないが、指定した場所までの直線距離、歩数、消費カロリーも表示できるのは、おそらくカメラ系では初の試みと思われる。

また、主要観光地での撮影スポットをモニターに表示される地図上から把握でき、その数は全世界で約1万箇所。自分で撮影した場所を地図とリンクして表示することができるだけでなく、指定ソフトをPCにインストールすることでグーグルマップ等でその位置情報を表示することも可能になる。

GPS機能がデジカメに搭載されることで、旅の記憶として新たな使い方が期待できそう。携帯電話ではすでに標準化の方向で進んでいるし、デジカメもそうした流れになっていくのかもしれない。

《レスポンス 会田肇》

【関連記事】
【ソニー ハンディカム HDR-XR520V/500Vレビュー】GPS機能付ビデオカメラで旅を2度楽しむ
【GARMIN nuvi1480 インプレ】歩行者モードでハンドヘルドGPSのノウハウが活きる
タクシー強盗、GPSカーロケションシステムが追跡
カシオ 特別編集
CES 特別編集

最終更新:1月20日20時21分

レスポンス

 

この話題に関するブログ 2件

関連トピックス

主なニュースサイトで コンパクトデジタルカメラ の記事を読む

PR

PR
ブログパーツ

コンピュータトピックス

注目の情報


主要メディア6紙の過去記事2年分を瞬時に検索。
全国紙の社説を比較する毎日新聞の企画「社説ウオッチング」。産経新聞の「社説検証」とあわせてチェック(本文有料)。

PR

注目の商品・サービス

  • プロが使う「情報収集ツール」の活用法
PR