「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、逮捕された衆院議員、石川知裕容疑者(36)が、中堅建設会社「宮本組」(兵庫県姫路市)側と面会していたことが20日、関係者の話で分かった。石川議員は「献金を依頼した」「(献金は)政治資金収支報告書に記入した」などと説明しているという。
同社は、民主党の小沢一郎幹事長の関連政治団体に、2000年以降、献金やパーティー券購入の形で少なくとも計約1200万円を提供。同社は国発注の「胆沢ダム」(岩手県奥州市)の下請け工事を受注。事件の関連先として家宅捜索を受けている。東京地検特捜部は工事受注などとの関連を調べている。(07:00)