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新日本の蝶野が夏まで欠場 全身メンテで

 長期欠場する蝶野正洋
 長期欠場する蝶野正洋

 “黒いカリスマ”蝶野正洋(46)が、新日本の22日・沖縄大会を最後に長期欠場に入ることが19日、都内で発表された。欠場理由は「全身のメンテナンス」。今後は、万全でない体調のケアに専念し、復帰時期は夏以降になる見込みという。

 新日本の菅林社長によると、蝶野から「夏にかけてを体づくりにあてたい」と申し出があり、2月から約半年間、参戦を見合わせることで合意。他団体も含めて試合には出ないが、同社長は「本人からいろいろなプランは聞いている。会場やテレビから消えるわけではない」と説明し、イベント出演やゲスト解説などで“参戦”する予定だ。

 1984年に武藤敬司、故橋本真也さんと同期デビュー。“闘魂三銃士”として一時代を築き、昨年10月には25周年興行を行った蝶野だが、長年の過酷なファイトの代償で満身創い。これまで左ひじ、左ひざ、右足首などにメスを入れてきた。団体の最高峰タイトルであるIWGPヘビー級王座には05年10月を最後に挑戦しておらず、シングル最強を争う真夏のリーグ戦「G1」も08、09年は欠場。ここ数年は最前線から退いていた。

(2010年1月19日)
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