酒で2回目の懲戒免職 停職中に酒気帯び事故茨城県鹿嶋市は20日、飲酒運転で受けた停職処分の期間中にあたる2009年3月に酒気帯び運転で交通事故を起こしたとして、同市人事課主幹の男性職員(53)を懲戒免職処分にした。 市によると、職員は09年3月20日午前10時ごろから午後2時ごろまで自宅で日本酒を約2リットル飲んだ上、午後3時50分ごろ、車を運転し、衝突事故を起こした。 この事故の約4カ月前の08年11月、職員は酒に酔った状態で車を運転し出勤したとして翌12月24日に懲戒免職処分を受けた。これに対し職員は09年2月、鹿島地方公平委員会に不服を申し立て、同委員会は09年8月の裁決で、懲戒免職処分を停職6カ月に修正した。 停職6カ月の期間は08年12月25日から09年6月24日までなので、09年3月の酒気帯び運転の交通事故は停職処分中の事故となる。 内田俊郎鹿嶋市長は「公務員にあるまじき行為で誠に遺憾。今後、市民の信頼を取り戻せるよう、全力で飲酒運転の撲滅に取り組みたい」とのコメントを発表した。 【共同通信】
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