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日航保証で国交相「合意生きている」 副総理「言及控えたい」

 2010年度当初予算案での措置を見送った日本航空向け出資・融資の政府保証について、政府内の温度差が目立ってきた。前原誠司国土交通相は25日午前の閣議後の記者会見で「当初予算案には盛り込まなかったが(政府保証の検討に関する)5閣僚合意は生きている」と強調した。一方、菅直人副総理・国家戦略担当相は「私のほうから答えるのは少し控えたい」と述べるにとどめた。

 日航向け出資・融資に対する政府保証を巡っては、藤井裕久財務相が22日、10年度予算案への計上を断念する考えを正式に表明した。関係者の一部に「政府の日航支援姿勢が後退したのでは」との憶測を呼んでいる。(26日 08:07)

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