岡山放送局

2010年1月20日 20時5分更新

たくましい農業者のつどい


津山地域の農業関係者が集まって、新たに農業を始めた人を激励したり、農業の活性化への取り組みを発表したりする催しが20日津山市で開かれました。

この催しは、津山市と周辺の2つの町の農業者らでつくる4つの団体と津山農業普及指導センターが地域の農業を活性化させようと毎年開いているものです。

20日は、地域の農家や指導センターの職員などおよそ300人が参加しました。

このなかでは去年、親の跡を継いだり、大阪から移り住んだりしてブドウづくりなどの農業を新たに始めた男女あわせて3人が紹介され、それぞれ農業にかける意気込みを述べました。

そして、津山市の担当者が一人ずつ記念品を手渡して「がんばってください」と激励していました。

この後、3つの青年農業者クラブが新しい取り組みの事例を発表しました。

このうち、鏡野町の青年農業者クラブは、トマトの水耕栽培に使った肥料の成分を含む廃液を初めて稲作に活用しようとした取り組みを報告し、水田への投入方法や時期などについて今後さらに研究していきたいなどと述べていました。