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2010年01月20日

・民主党が小沢問題隠蔽チームを結成 ~民主党の体質をはっきりと示したその行動~

テーマ:日本・政治問題

張り切る輿石幹事長代行 小沢氏擁護に東奔西走 激励メールも披露:産経

 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入事件を受け、幹事長の「表向きの仕事」を小沢氏に任された輿石東(あずま)幹事長職務代行(参院議員会長)。73歳にして党務NO2に上り詰めた「日教組のドン」は、小沢氏の擁護に向け、さっそく党内を走り回っている。

 輿石氏は19日午前、東京・赤坂の小沢事務所に駆けつけ、小沢氏に「党は一致して支える」と伝えた。その後、集まった記者団に、自身のホームページに寄せられた小沢氏激励のメールのコピーを配布してみせた。

 「小沢一郎は日本の宝です」と書かれ、「自民支持者がネット等で名前を変えたり、複数の端末を使い、さも多くの国民が非難しているようにしたりします」と自民党による世論操作を勘ぐる内容もあったが、輿石氏は同じものを18日の政府・民主党首脳会議でも配布した。

 一方、小沢氏は19日午後、衆院本会議に出席したが、途中で議場を抜け出して国会内で羽田孜元首相と会談。羽田氏が「オレとお前は一心同体だ。羽田グループとして全力で支える」と激励すると、小沢氏は「ありがとう、ありがとう」と繰り返したという。


     
民主「情報漏洩対策チーム」を野党が猛批判 「報道の自由を侵害」:産経

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入事件をめぐり、民主党が「捜査情報の漏洩(ろうえい)問題対策チーム」を発足させたことに対し、自民党など野党は「言論・報道の自由を侵害する」と猛反発している。

 自民党の大島理森幹事長は「意図は何なのか。行政に対する政治的プレッシャーなのか。品性に欠けるやり方だ」と批判。谷川秀善参院幹事長も「本来は『反省する会』を作るべきだが、『隠蔽(いんぺい)する会』『圧力をかける会』じゃないか。大政翼賛会のようだ。小沢氏は政権与党の幹事長なのだから検察が話が聞きたいというならば行くべきだ。何様だと思っているんだ」と述べた。

 公明党の斉藤鉄夫政調会長は19日の衆院本会議の代表質問で「政府機関たる検察当局に与党・民主党全体が圧力をかけるごとき印象を与えるのは尋常なことではない」と批判した。

 民主党は18日、党役員会と常任幹事会で対策チームの設置を決めた。責任者は小川敏夫広報委員長。奥村展三総務委員長は「検察から情報漏洩が本当にあるのか、法的にどうなのかなどを調べる」と説明した。 

小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入事件をめぐり、民主党が「捜査情報の漏洩問題対策チーム」の発足させたことに対し、自民党など野党は「言論・報道の自由を侵害する」と猛反発している(後略)。

 


テレビなどのマスコミでは、連日この小沢問題を取り上げています。これまで散々偏向していたマスコミも、中には、「こんなことよりも景気対策を優先すべき」と、話題をそらそうとする場面も若干あるものの、割合この問題については公平に報道を行っているように思います。


 そんな中で、民主党の自浄能力のなさには本当に驚かされるばかりです。上記記事中にある自民党の大島幹事長が言っているとおり、今回の事件を受けて民主党が公式に行動したかと思えば、それは「反省する会」を作ったのではなく、「隠蔽する会」と「圧力をかける会」を作ったと言うのですから、民主党という党の本質がここにはっきり現れたとでも言うべきでしょう。

 さらに、新人議員がTVでこの問題について発言をしたら、厳しく叱責され、新人議員を集めた模範解答の講義まであったと言います 。とても民主主義国家の政党とは思えません。

 自分の自由な意見を封じられ、発言できる内容は党で指示された言葉のみ。この140人の民主党新人議員達にはいったいどんな存在意義があるのでしょう。現在の彼らの存在意義は、「ただいるだけ」であり、それ以上でも以下でもありません。


  さらに、輿石東氏の行動。得体の知れないメールを誇らしげに党内やマスコミに配布して、「これが世論だ」と悦に入っているその姿は、見ている方が恥ずかしいです。ちょっとテレビやインターネットを開いて見れば、現在の世論くらいどんな鈍い人でもわかるというものですが、与党のナンバー2とも言われる人が、まわりが全く見えていない。そしてまわりの誰もそれについて意見しない。いや、意見できない。残念ながら、それが民主党の実態なのです。


 今回の件に関して、小沢氏や鳩山氏を早急に処分し、国民に対して謝罪を行って党として真摯な反省の色を見せ、真相解明に党として全力で取り組む姿を見せれば、”民主党は違う”と支持率を回復させることも可能だったかも知れませんが、民主党は党一丸となって全力で事件を隠蔽し、関係各所に対して圧力をかけて封印しようとする道を選びました。これこそが民主党の体質であることを我々国民ははっきりと意識し、記憶しなければなりません。


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参考書籍:

小沢一郎 虚飾の支配者
4062156113

民主党の正体――矛盾と欺瞞と疑惑に満ちた、日本人への恐怖の罠(OAK MOOK 305 撃論ムック)
西村幸祐
4775514229

コメント

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1 ■旧自民党

旧自民党と同じように見えます

2 ■無題

>旧自民党と同じように見えます

小沢の全盛期ですな。

というか、そう言うエッセンスを凝縮して、
煮詰めたのが、今の民主党。
少し腐敗が入ってるかも。

3 ■無題

言っていることと、やっていることが全く違うのですよね。自民党を何のために飛び出したのか。
政治改革。言葉だけでしたね。自己改革をやってほしい。

4 ■無題

もうね・・・なんだがね・・・。
中国の国内もこんな感じなのかねぇ?

5 ■無題

エールを送っているのはこの人たちでは?
http://netateki.blog46.fc2.com/blog-entry-1213.html

6 ■事件の犯罪性は明らか

この事件は、小沢が政治献金と個人資産をごっちゃまぜにして、区別の付かないようにし、土地購入という自分のために使ってしまったという事件。
資金の流れをわかりにくく複雑に工作するなど、単なる誤りでは済まない悪質な犯罪と判断したからこそ、検察は逮捕者まで出した。
検察の捜査は、ごく普通の正常な職務遂行だと思う。
小沢を構う民主党は、まともな政党では無い。これを選んだ国民は反省しなければならない。

7 ■無題

小沢って頭悪すぎる。鳩山は政治家やってちゃだめだよ。大学の先生ならばそこそこできるんだから戻ればいいのに。

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