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 国会論戦始まる 首相答弁納得できない
2010/01/20(水) 本紙朝刊 総合2面 A版 2頁
 政権交代後初めての通常国会で論戦が始まった。財政演説に対する代表質問だが、野党側の質問は「政治とカネ」に集中した。国会召集直前に小沢一郎民主党幹事長の政治資金に絡んで元秘書の現職議員が逮捕されたのだから当然だろう。
 ただ、議論すべき課題は経済対策や外交政策など山積している。景気への影響を考慮すれば、2009年度第2次補正予算案と10年度予算案の審議は、拙速は避けながらも、いたずらに引き延ばすべきではない。そのためには「政治とカネ」の問題に早期にけりをつける必要がある。
 だが、鳩山由紀夫首相の答弁は従来の説明を繰り返すだけで、疑惑解明に積極的に取り組む姿勢は見られなかった。納得できない。
 自民党の大島理森幹事長ら野党側は「民主党や首相の自浄能力が問われる」と指摘し、主に3点を追及した。
 一つは首相自身の偽装献金事件。二つ目が小沢氏の政治資金問題。三つ目が、検察との全面対決を表明した小沢氏に「戦ってください」との首相発言だ。
 だが、首相は検察の捜査などを理由に、踏み込んだ説明を行わなかった。自身の偽装献金事件は「捜査で全容が解明され、決着したと認識している」と強調。実母からの資金援助も「知らなかった」「脱税という認識はない」と言明した。これで、まじめな納税者の理解が得られるだろうか。
 巨額資金の使途についても「不正はない」とするだけ。事件の公判終了後に使途を精査するよう弁護士に依頼していると述べたが、何に使ったのか現時点で全く分からないわけはないだろう。
 小沢氏の資金管理団体に絡む疑惑については「検察の捜査を冷静に見守る」と答えるにとどまった。現職議員の逮捕という事態を民主党はどう考えているのか。政党として本当に問題ないと判断するのか。独自に調査し、結果を公表するのが政党としての責務だ。
 大島氏らは「戦ってください」という検察当局との対決を促すような首相発言を「不適切」と批判した。
 これに対して、首相は「幹事長職にとどまり、日本の政治の変革に向けてともに戦うことを了とした」として、検察批判の意図はないとあらためて強調した。
 しかし、首相発言にはやはり疑問がある。首相は「小沢氏が潔白を主張していることを信じるのが同志としての基本だ」とも答弁した。だが行政の最高責任者としては、捜査に疑念を与えない公正・中立な姿勢に徹することこそが求められる。
 政党トップの立場としても、所属議員に疑惑解明に努めるよう促すのが役目だろう。首相は小沢氏から詳細な説明を受けているのか。もしそうならば「信ずる」と繰り返すのでなく、その内容を国民に公表すればいい。
 与党の社民党も予算委員会での集中審議に応じるべきだとしている。民主党は集中審議に応じ、小沢氏も参考人招致などで自ら説明すべきだ。
 首相は「批判は受け止め、政権交代への期待に応えるのが使命だ」と強調した。
 だが政権交代には、自民党時代に指摘された「政官業の癒着」を断ち切るクリーンな政治への期待も込められている。その原点を忘れれば民主党不信が募るだけだ。


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