小沢氏「個人資金は6億」 参考人聴取で説明予定 (01/20 14:02)
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、小沢氏が東京地検特捜部の参考人聴取に対し、土地代の原資としている「個人資金」は少なくとも6億円あったと説明する予定であることが20日、関係者への取材で分かった。 この説明が正しければ、小沢氏は土地代約3億5200万円を個人資産から捻出することが可能だったことになる。 特捜部は、ゼネコンの「裏献金」が土地代に充てられたとみており、今週末に予定されている小沢氏聴取で資金の内訳などについて詳細な説明を求める方針。 関係者によると、小沢氏は04年の土地購入当時の個人資金は、自宅にあった現金約3億円を含め、定期預金や外貨預金など総額6億円以上と主張しているという。 そのほとんどが小沢氏の妻や3人の実子名義で、土地購入時に小沢氏の手元に現金がいくらあったかが今後の焦点となりそうだ。 |