2010年01月20日

この国に暮らす人の「終の棲家」

この国はどうなっているのか、今朝のスーパーモーニングを見てそう思いました。有料老人ホームビジネスに「心がこもっていない」、ディズニーランド出身の私には、有料老人ホームビジネスが単なる「金もうけ」になっているとしか思えません。悲しさと悔しさでいっぱいですが、すべては長期自民党政権を支持してきた読売新聞の仕業と思うと改革の意欲も高まります。

 


私の「終の棲家」改革案は、以下の通りです。

 


1、団塊の世代の人々がいわゆる後期高齢者と評される75歳になる十数年後までに、山梨県の甲府盆地や長野県の松本市、岐阜県の高山市、福井県小浜市などの地方都市に「年金老人ホームタウン(仮称、年金を活用した平屋建ての木造住宅の集合体)」を数百万棟つくる。

 

2、東京などの大都市と各年金老人ホームタウン都市を国営地下超伝導リニア新幹線で結ぶ。(松本市まで20分、小浜市まで40分、料金は「所要時間計算方式」を採用し150円〜300円に抑える)

 

3、日本の9時5時勤務(8時間拘束、7時間労働)の労働時間を変革し、朝8時〜12時 15時から18時の8時間拘束、7時間労働に変える。

 

4、12時から15時の「友愛シエスタタイム(仮称)」を活用し、膨大な友愛介護資格者(現資格とは異なる)を養成する。

 

5、400万人公務員や高齢者問題を報道するマスコミ関係者に介護資格取得を義務化し介護の現場に立たせる。(こうすることによって税務署員含め、すべての公務員や公益法人の職員は税金を払うための「勤労」がどれだけ大変か理解できるでしょう。)

 

6、平日休日を問わず、「友愛シエスタタイム」や公務員の拘束時間を活用し、国民全体で年金老人ホームタウンを支援する。

 


私はホームヘルパー2級の講座を受講した経験がありますが、数回通って止めました。その理由は、資格を取っても「デビュー(独り立ち)」できないと確信したからです。

 


介護の現場で講演をしたことが何回もありますが、関係者は口をそろえて「資格を取っていても現場で再教育しないと使いものにならない」と言います。私はまさにその通りとうなずきました。

 


例えば、利用者のパジャマ交換の作業は実に複雑で大変な作業ですが、先生が一回やって見せ、受講者が見よう見まねで一回やってみるだけです。

 


テレビで盛んにコマーシャルを流している企業ですが、私には「誇大広告」としか思えません。(苦情を申し出たところ10万円のうち7万円ほど返却してくれました。)

 


ディズニー方式の教育により、優良な人財を沢山現場に送り込むことこそが、この国の高齢者が幸せに「終の棲家」で天寿を全うすることができる唯一の方法である、私はそう信じて疑いません。

 


ディズニー方式の「独り立ち教育」はこちらから

http://gpscompany.blogdehp.ne.jp/article/13142534.html

 ※「友愛シエスタタイム(仮称)」構想は次の記事に記します