和歌山弁護士会の来年度の新しい会長に、冨山信彦(とみやまのぶひこ)弁護士57才が選ばれました。
来年度の和歌山弁護士会の役員選挙がきょう19日公示され、立候補者が規定の定数に満たなかったため、無投票で役員が決まりました。新しい会長に選ばれた冨山弁護士は東京生まれで、昭和56年に司法試験に合格後、大阪弁護士会に所属して弁護士をした後昭和62年9月から和歌山弁護士会に所属し活動しています。この間、和歌山弁護士会副会長や、司法修習委員会委員長などを務めています。冨山副会長は、待ちの姿勢でなく積極的に市民にアピールして気軽にサービスが受けてもらえるようにしたいと抱負を述べました。そして裁判員裁判への対応や、高齢者問題など和歌山の地域に根ざした弁護市会の活動に取り組む姿勢を強調し個人の尊厳や国民の生存権を重視し取り組みたいと話しています。新しい副会長には松本雅博(まつもとまさひろ)弁護士63才、石津剛彦(いしづたけひこ)弁護士37才、田邊和喜(たなべかずき)弁護士39才、が選ばれました。また、監事には山本光彌(やまもとみつや)弁護士と岩永勝二(いわながかつじ)弁護士が選ばれました。役員の任期は今年4月1日から1年間です。