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2010年1月19日(火) 19:00 |
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JAL破綻、岡山香川への影響は
19日夕方、日本航空では会社更生法を申請し、企業再生支援機構による再建が始まります。
東京地裁に会社更生法を申請し、負債総額2兆円と戦後最大規模の経営破たんとなった日本航空。企業再生支援機構では経営再建へ1万5千人の人員削減、子会社の統廃合、また不採算路線撤退の方針を示していますが、具体的な路線名についてはまだ公表されていません。 岡山からは、日航と子会社で東京、沖縄、鹿児島の3路線を運行しています。 特に全日空と競合していない沖縄・鹿児島の今後の存廃について、旅行会社ではツアー販売に大きく影響してくると懸念しています。 また航空便は旅客だけでなく、貨物運送の役割も果たしています。 運送会社によっては、岡山空港で日航に現在1日100件前後の空輸を依頼しています。 今後、岡山発着の日航の路線がどうなるのか、これまで空港を管理する岡山県にも方針は示されていません。 岡山県では現在、空港の着陸料・停留料として日航から年間1億4千万円が支払われています。 今回の日航の経営破たんで地方へも様々な影響が懸念されています。 向こう3年間での赤字解消へ向け、どのような判断が下されるのか企業再生支援機構による再建が始まります。
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