2010年1月19日 20時29分更新
きらびやかな衣装やアクセサリーを身につけ中世ヨーロッパの雰囲気が漂う創作人形の展示会が津山市で開かれています。
これらの人形は津山市在住の洋画家、河野磐さん(90)が制作したもので、会場の津山市田町の城西浪漫館にはおよそ80体が展示されています。
人形は、大きいもので高さおよそ80センチ、小さなものは20センチほどです。
中世ヨーロッパの女性をイメージした優美な人形は、ビーズやスパンコールを使って飾り付けられ、顔のまつげなどもていねいに描かれています。
このほか男性やピエロ、南米風の民族衣装をつけた人形などもあります。
美作大学で美術を教えたり演劇の指導にあたってきた河野さんはヨーロッパの服装の歴史に興味を持ち、これらの人形を40年以上前からつくりためていたということです。
この人形展は、津山市田町の城西浪漫館で今月31日まで開かれています。