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<各地>JALが事実上「倒産」 |
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(1/20 00:33)  |
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経営再建中のJAL=日本航空は、東京地裁に会社更生法の適用を申請しました。今後、法的整理の手続きが始まります。
19日午後、会社更生法適用を申請したJALは、「事実上の倒産」となり、今後、国内線・国際線あわせて25路線ほどが廃止になるとみられます。大阪府の橋下大阪知事は、「会社更生法は、会社を蘇らせる最後の伝家の宝刀。きちんとしかるべき法的措置で建て直しをした方がいい」と話しています。去年12月からJAL国際線の撤退が相次いでいる関空では、利用客から、「大きいところが潰れるのは、不安といえば不安」「はっきり言って(法的措置は)やめたほうがいい。(JALは)なくしたほうがいいと思う」などといった声が聞かれました。神戸空港は、東京・北海道などの便が5月末での完全撤退が決まっています。女性の利用客は、「わたしら、旅行に行く時JALというと安心していたからね、まさかこんなね」と話しています。JAL便だけが運航する地方空港への影響も深刻です。客待ちのタクシー運転手が、「地域の産業にも大きな影響を与えると思うので・・・」と、更なる路線廃止へ不安の声があげた一方、空港を管理する職員は、「紀伊半島と首都圏を結ぶ高速輸送手段であり、無くてはならない空港」と、存在意義を強調しています。伊丹便を抱える但馬空港では、「安全第一で、粛々と空港を運航していくのが大事。1人でも多くの人に乗ってもらう環境作りをする」と、冷静に受け止めています。しかし、今後更なる路線の撤退も予想され、JAL便に生き残りをかける地域は、重い不安を抱えることになります。
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