2004年09月11日
9月8日〜10日の病院ごはん
今晩は週に一度の気まぐれ休肝日にしたので、晩メシUPはナシ(朝と全く同じ)。
代わりに入院してた時の病院メシをUPします。
9月8日の昼ごはん
・給食クリームシチュー
・コールスロー
・あっためてあるコッペパン×2&はちみつマーガリン
・ちっこい野菜ジュース
この初回だけ病室で食べる。
全く健常者の身体と思っているので、ベッドの上では行儀が悪い食べ方に感じる。
シチューはウマいが、なにせ量が少ない。以降メシだけは大盛りにしてもらう。
9月8日の夜ごはん
・脂っ気の全く無いブリの照り焼き
・根菜の薄味煮物
・オクラオカカ(かすかに醤油味)
・メシ大盛り
・ほうじチャ
この時以降、病棟真ん中にある食堂で食べる。
私以外は皆ご老体なので、早食いに皆驚いている(所要時間3〜4分)。
味付けは全部ウマいんだが、味が薄すぎる。
せめてあとナマタマゴが欲しいところ。
9月9日の朝ごはん
・メインディッシュの納豆
・ニンジンと大根の薄味煮物
・味付け海苔
・ワカメ豆腐の薄味味噌汁
・メシ大盛り
・ほうじチャ
この朝ナースステーションに妖精発見。結局一度も接触ナシ。
少しナマメカシイことを書くが私のような独身者からすると、
看護婦さんが回診時に腕とか頬を触ってくれるのは、
人肌の温もりを感じ(変な意味でなく)心地良い。
看護婦に惚れてしまう気持ちがわかる気がする。
9月9日の昼ごはん
・脂身の無い豚肉のピカタ
・みんな大好きうずら卵入り五目煮
・なんか野菜(よくわからん。忘れた)
・パイナップル
・メシ大盛り
病院のメシで一番食欲を無くす原因はプラスチックの食器である。
下に書くつもりのホスピスでは、
家族が食器を持参して移し変えているのを見かけた。
これでもう少し味が濃ければ、小学校の給食と同じ。
9月9日の晩ごはん
・キスの天ぷら(ちゃんとオロシ付き)&カボチャを焼いたもの
・キュウリとモヤシの和え物
・インゲンの胡麻和え
・メシ大盛り
さすがに2晩ビールを抜かれると、ツライものがある。
まともに写っている写真が一枚も無いが、
皆さんどちらかと言えば大人しく食べているので
そんなところでやはり写真は撮りにくい。
それでも撮ったのはブログ根性というヤツでして。
9月10日の朝ごはん
・玉子焼き
・金時豆
・写真だと黒いカタマリでよくわからん。多分おひたしもどきか何か。
・毎度の薄味味噌汁
・メシ大盛り
・ほうじチャ&病院らしく牛乳
ダイエットを志す人は仮病で入院するといいかも。絶対に痩せられる。
普段間食をしない私でも、耐えられずにチョコレートと煎餅を買った。
この朝飯を食べてようやく解放される。
上記の流れと全く違うけど、こちらが緩和ケア病棟(ホスピス)です。
メインの病棟から離れたところにあり、全て個室。
3年前に入った病室には電話も風呂も付いてました。
中には喫煙所まであります。酒もOK。ペット持込みも可です。
一般病棟と雰囲気は全く違い、一日がすごくゆったりしています。
緩和ケア病棟に入院するには条件があります。
「末期癌・エイズで余命6ヶ月未満と診断」された人しか入院出来ません。
基本的に病院側からは積極的な治療はせず、痛みを取る事・精神的なケアに
重点が置かれます。
当時聞いた話では、ナースも病棟経験3年以上が条件で、
志願兵ばかりですから看護命って人が多かったです。
死と毎日向かい合ってる職場なんで「燃え尽き症候群」になってしまう人も
かなりいるようです。
男性看護士もいます。やっぱり暴れ出しちゃう人とかいますんでね。
ここで私もかなり人生勉強出来たと思ってます。
ほとんどの人が知らないでしょうから、一応書いておきました。
たまには勉強になりましたか?
ではまた明日!
posted by Saxman at 22:53
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