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貴乃花支持派6人の親方が一門離れる

 日本相撲協会の理事選挙をめぐり、二所ノ関一門を離脱した元横綱の貴乃花親方(37)=本名花田光司=を支持する間垣親方(元横綱2代目若乃花)ら6人の親方が、同一門を離れることになった。19日に東京都内のホテルで開かれた一門会の会合で挙手による多数決が行われ、一門の離脱を求める親方が多数を占めた。

 角界では、理事は各一門の利益代表としての性格が強く、一門内で立候補者を調整するのが慣例。自らが理事職に就いて改革を推進したいとする貴乃花親方は、一門とは違うグループの代表として立候補する異例の形になった。理事選挙は2月1日に行われる。

 間垣親方のほかに一門を離れるのは、阿武松親方(元関脇益荒雄)、大嶽親方(元関脇貴闘力)、二子山親方(元十両大竜)、貴乃花部屋所属の音羽山親方(元大関貴ノ浪)、常盤山親方(元小結隆三杉)。会合には一門の親方全員にあたる27人が出席。支持派の扱いについては、離脱するべきかどうかを6人を含めた全員の挙手による多数決で決定した。

 現職理事の放駒親方(元大関魁傑)は6人の扱いが破門ではなく、処分は科さない方針を示した。しかし、間垣親方は「何で出なきゃいけないのか。破門という言葉は出なかったが、そんな感じだ」と話し、温度差があることを露呈した。

 理事選挙(定員10人)は4期8年ぶりに投票に持ち込まれることが確実で、10票前後が当選ラインとみられている。貴乃花親方には一門の枠を超えて支持者が出る可能性もある。

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