石川を“自殺寸前”まで追い込んだ暴走検察の強引“手口”
2010年01月19日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
●狙いは水谷建設からの裏金を吐かせること
検察が衆院議員の石川逮捕に踏み切った裏には「自殺防止」なんて、“親心”もあったという。記者からの質問に佐久間達哉特捜部長は否定しなかった。
「一昨日の聴取で様子がおかしかった。しかも、その証言には虚偽が多い。証拠隠滅の恐れもあるし、このタイミングで身柄を取らなければ、国会が始まってしまう。国会議員は不逮捕特権がありますからね。やるなら、今しかないということで、一気に勝負に出たのでしょう」(司法事情通)
しかし、「自殺の恐れ」まで石川を追い込んだのはほかならぬ検察だ。
議員会館までガサ入れし、再三の聴取では「あんたの秘書には小さい子がいるんだって?」「この調子だと小沢の自宅にもガサ入れしないといかんな」などと攻め立てたという。
「ちょっとでも供述が変わると、怒鳴りあげたそうです。石川は鈴木宗男議員に電話し、『何を言っても聞いてもらえない』と泣いていた。そうまでして、検察が知ろうとしたのは水谷建設からの1億円の現金受領と、その趣旨です。水谷建設の元幹部の供述によると、最初に金が渡ったのは04年10月で石川が受け取った。次が05年4月で大久保が対応した。だから、今回、2人とも強制捜査の対象となったのです。現金授受を認めさせ、その意味を吐かせる。これが狙いであるのは間違いない。金の趣旨が水谷の元幹部が言うように胆沢ダム受注のお礼であれば、誰が天の声を出したのか、ということになる。贈収賄を視野に小沢幹事長に切り込めるのです」(事情通)
もっとも、一連の報道によると、小沢事務所への献金は、受注狙いというより妨害阻止の趣旨だったとされる。
「それで贈収賄が成り立つのか。しかも、水谷が渡した1億円は大手ゼネコンが補填してくれるはずで、水谷は仲介役だったという説もある。大手ゼネコンは真っ向否定しているし、大久保、石川を吐かせるだけの材料があるのかどうか。検察の捜査は一か八かだと思います」(ジャーナリスト・須田慎一郎氏)
小沢VS検察の戦争はまだまだどっちに転ぶか分からない。
(日刊ゲンダイ2010年1月16日掲載)
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