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2010年1月18日(月) 19:00 |
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声で家電が動く「ボイスキャン」
体の不自由な人を支援しようという岡山市内のベンチャー企業が開発した言葉を話すだけで家電を操作できるシステムです。
体の不自由な人が言葉を話すだけで家電を操作できる生活支援機器「ボイスキャン」。 開発したのは、岡山大学が産業育成のために開設している岡山大インキュベータに事務所を置くベンチャー企業です。 ボイスキャンは、マイクに向かって家電の名前や「電源をつける」など言葉を話すと、コンピュータが処理して赤外線を通し、信号が送られ家電が動くシステムです。 今では電話やエアコンなど18種類の家電に対応しています。 ボイスキャンの研究開発所長・伊久宗弘さんの娘の梨乃さんは、ボイスキャンを使うことで自分で色々なことが出来るようになり生活が変わったと話します。 今ではボイスキャンを使い、会社で会計処理などを仕事を手伝っています。 現在、全国でおよそ50人がこのボイスキャンを実際の生活で使っています。 自身の介護体験から生まれた新しいシステム。 伊久さんは一人でも多くの障害を持つ人の社会進出につながればと話します。 伊久さんの活動はまだまだ始まったばかりです。
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