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ミッキー安川さん死去、昨年末から入院

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ミッキー安川さんの生前の思い出を語る長男マット安川氏
ミッキー安川さんの生前の思い出を語る長男マット安川氏

 テレビ番組のリポーターをはじめマルチに活躍したタレントのミッキー安川(みっきー・やすかわ)さん(本名安川実=やすかわ・みのる)が、18日午後2時55分、肺炎のため横浜市南区の病院で死去した。76歳だった。昨年12月23日に体調を崩し、救急車で病院へ搬送された。3週間にわたる闘病の末、家族が見守る中、静かに息を引き取ったという。この日、息子のマット安川氏が父に代ってラジオ日本の番組に出演、リスナーに父の訃報(ふほう)を報告した。

 ミッキー安川さんの長男のマット安川氏や所属事務所によると、昨年12月20日に「寒気がする」と風邪の症状を訴え、出演予定だったラジオ番組をキャンセルし、自宅に戻ったという。同21日と22日も微熱が続き、症状は回復することなく、自宅で静養した。23日には「ミッキー安川のクリスマスディナーショー」に出席する予定だったが、容体が悪化し、声を出すのも容易ではなく同日夜、救急車で横浜市内の病院に搬送された。

 マット氏は父がレギュラー出演していたラジオ日本で会見を行い「病院に行ったら、もって3、4日と言われました。強靱(きょうじん)な心臓と精神力で3週間も頑張ってくれました。2度回復傾向が見られましたが、今日午後息を引き取りました」と語った。23日のパーティー後、駆けつけたスタッフに「皆さまにお礼状を…頼むな」というのが最期の言葉だったという。マット氏は「いい顔をしていました」。さらに「父は無学から始めていろんな人に会って大きくなった。対人関係を大事に、分け隔てなく付き合う人。幅広い人に愛されました。安らかに眠ってほしい」と語った。

 レギュラー出演するラジオ日本関係者によると、ミッキー安川さんは「エックス線検査では肺が白くなっていたと聞いている」と説明していたという。入院後は安静が必要な状態が続き、レギュラー番組をマット氏が代役を務めていた。

 ミッキーさんは、52年、18歳で単身で渡米した。オハイオ州シンシナティ大やアメリカ貿易大学院などの学校を転々としながら4年間、語学を学び、貧困に苦しむ最下層の国民生活を見て歩いた。綿つみや死体運搬など過酷なアルバイトをしながら放浪した。

 56年の帰国後は、日劇ミュージックホールでコメディアンとしてデビュー。以後、ジャズ歌手、作家、リポーター、俳優、司会のほか、一時期ブームとなったローラーゲームのテレビ中継の実況やゴルフ番組での解説など幅広く活躍した。レギュラー出演するラジオ番組では、国会議員や評論家を相手に、歯に衣(きぬ)着せぬ辛口の進行で、タイムリーな話題にズバリと切り込むスタイルで人気を得ていた。

 [2010年1月19日8時11分 紙面から]


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