2010年 1月 18日
女子駅伝初優勝の岡山県チームが知事表敬
17日京都で行われた全国都道府県対抗女子駅伝で、岡山県チームが初優勝を果たしました。悲願達成から一夜あけチームのメンバーが石井知事を表敬訪問しました。去年、準優勝の雪辱を果した山口衛里監督率いる岡山県チームのメンバーは約200人の職員が拍手で出迎えるなか県庁を訪れ、石井知事に初優勝を報告しました。4区を走った天満屋の泉有花キャプテンが「今年こそ優勝しようと笑顔でタスキをつなぐことができました」とレースを振り返ると石井知事が「県民に大きな感動を与えてくれてありがとうございました」と花束を贈りました。岡山県チームは連覇を目指し、夏から本格的な練習に入るということです。

ファジアーノ 別府でキャンプイン
サッカーJ2のファジアーノ岡山が本格始動です。18日から大分県別府市でキャンプに入りました。J2最下位に終わったファジアーノ岡山、昨シーズンの反省を踏まえ巻き返しに向け別府市の実相寺サッカー場で1次キャンプに入りました。キャンプには影山監督やコーチ陣とケガの1人を除く45人の選手が参加しました。午後3時過ぎからトレーニングに入り、まず100メートル走などランニングで汗を流しました。そしてボールを使ってのパス練習では、今回新加入の選手11人が参加していることから名前を呼び合いながらパスを出していました。今回のキャンプの最大の目的は「戦う集団としてのメンタリティを作ること」。長丁場を乗りきるための体力面や戦術の強化ももちろんですが精神面の強化をテーマに置いています。別府キャンプは来月5日まで行われ、3月6日からのシーズン開幕に向けトレーニングに打ち込みます。

赤磐市が元副市長らを刑事告訴
赤磐市は、不要な土地を購入し市に損害を与えたとして元副市長ら4人を背任などの疑いで赤磐警察署に刑事告訴しました。刑事告訴されたのは去年、退職した61歳の元副市長と61歳の元吉井支所長。それに吉井支所産業建設課の課長と主幹の合わせて4人です。赤磐市によりますと元副市長らは2007年7月とおととし3月の2度にわたり、市議会議員の所有する土地を必要がないにもかかわらず残土置き場などの名目で購入し、赤磐市に損害を与えたとされています。土地の購入費は合わせて約700万円に上ります。市の聞き取り調査に対し、職員の2人は「元副市長からの指示で事業目的のない土地を購入する書類を作った」と話しているということです。赤磐警察署では、告訴を受理しました。

看護師試験目指すインドネシア人 着任
日本の看護師の国家試験合格を目指すインドネシア人の男女7人が、岡山県内の4つの病院で働き始めました。このうち岡山市北区の岡山済生会総合病院では整形外科で看護助手として働くハマムル・ウルムさん(26)とアイシャ・ファリダさん(28)に辞令が交付されました。2人はこの後、病院内を回り、職員にあいさつしたり、施設の説明を受けたりしていました。日本の看護師試験合格を目指すインドネシア人の受け入れは看護師不足の解消のため昨年度、全国で始まったもので岡山県では初めてです。2人は給与を受けながら看護補助業務を行い、3年の滞在期間内に看護師国家試験の合格を目指します。

瀬戸内国際芸術祭 お得な前売りパス販売へ
今年7月、瀬戸内海の島々で瀬戸内国際芸術祭が開幕します。そのお得なパスポートの前売り券が今月25日から販売されることになりました。真鍋知事が会見で明らかにしました。パスポートは直島や犬島など会場となる7つの島で、ほとんどの芸術作品を見ることができます。価格は大人4000円、高校生が2500円で、当日券より1000円から500円お得です。今月25日から全国のプレイガイドや旅行代理店のほか香川県庁でも販売されます。また香川と岡山の高校生には4月以降、パスポートの無料引き換え券が配られるということです。瀬戸内国際芸術祭は今年7月19日から10月31日まで開催されます。