2010年1月18日 19時15分更新
ことし3月にカナダのバンクーバーで行われる障害者スポーツの祭典、パラリンピックで、日本選手団の主将を務めるクロスカントリーの新田佳浩選手が18日、石井知事を表敬訪問し、「必ず結果はついてくると信じている」と意気込みを述べました。
クロスカントリー代表の新田選手は18日午前、岡山県庁を訪れ、石井知事を表敬訪問しました。
このなかで石井知事は「4回目のパラリンピック出場、おめでとうございます。金メダルを期待しています」と激励したあと、記念品を手渡しました。
これに対し新田選手は、「前回のトリノパラリンピックでレース中に転倒して以来、自分の中で時間が止まっています。今回はその時間を動かせるよう全力を尽くして滑れば結果はついてくると思います」と意気込みを述べました。
新田選手は西粟倉村出身で29歳。
ソルトレークシティー大会では銅メダルを獲得し、日本選手団の主将を務める今回は2大会ぶりのメダル獲得を目指しています。
新田選手は、「この4年間、やれることはやったという自負もあるので、表彰台の真ん中を目指したい」と話していました。
バンクーバーパラリンピックはオリンピックに続いて、ことし3月12日から10日間の日程で行われます。