2010年1月18日 19時15分更新
18日朝、玉野市で住宅1棟が全焼して焼け跡から1人が遺体で見つかり、警察は、亡くなったのはこの家に住む85歳の女性とみて身元の確認を急いでいます。
18日朝5時半ごろ玉野市宇野の無職、藤井政人さん(88)の住宅から爆発音がしたのを近所に住む人が聞いて警察に通報しました。
この火事で藤井さんの鉄骨2階建ての住宅1棟、およそ150平方メートルが全焼し、1階の居間から1人が遺体で見つかりました。
警察によりますと火事のあと、藤井さんの妻の美子さん(85)の行方がわからなくなっていることから、警察では、亡くなったのは美子さんとみて身元の確認を急いでいます。
また、この火事で藤井さんも全身にやけどを負う大けがをしたほか、爆風で隣の住宅のガラスが割れるなどの被害が出ました。
隣の住宅に住む男性は「ドーンという音がして外に出ると窓という窓から火が出ていた」と話していました。
警察によりますと藤井さんの住宅ではプロパンガスを使っていたということで、警察では漏れたガスに何らかの原因で引火して爆発したものとみて19日午前中、現場検証を行って詳しく調べることにしています。