2010年1月18日 19時15分更新
医療現場での人手不足が続くなか、日本とインドネシアの間で結ばれた協定に基づいて来日したインドネシア人の看護師2人が18日から岡山市の病院で看護助手として働き始めました。
岡山市北区の岡山済生会総合病院で看護助手として働くことになったのはインドネシア人の看護師のアイシャ・ファリダさんとハマムル・ウルムさんの2人です。
2人は18日朝、病院の糸島達也院長から辞令を受け取りました。
日本はインドネシアとEPA=経済連携協定を結び、医療や介護の現場での人手不足を補うため、看護師と介護福祉士を目指す労働者を受け入れることにしていてこのうち県内では今年度初めて、日本で看護師になることを目指す7人のインドネシア人を病院など4つの施設で受け入れます。
ファリダさんとウルムさんはさっそく先輩の看護師から病院内の施設や医療器具などの説明を受けていました。
ウルムさんは「日本語は難しいですが看護師の資格を取れるよう頑張っていきたいです」と話していました。
2人は今後、看護助手として働きながら3年以内に日本の看護師の国家試験に合格することを目指します。