米グーグル、サイバー攻撃関連で社員関与の可能性を調査中=関係筋
[上海 18日 ロイター] 米グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)は、2009年12月に同社に対して行われたとするサイバー攻撃について、1人か複数の社員が関与した可能性を調査している。関係筋2人が18日、ロイターに対して明らかにした。
同社は前週、中国からのサイバー攻撃で知的財産が盗まれたとし、同国からの事業撤退の可能性を示唆していた。
同筋は、グーグル中国支社の社員がこうした攻撃を手助けした可能性があると述べた。
グーグルの広報担当者は「うわさや憶測にはコメントしない。調査は進行中であり、詳細は明らかにできない」と語った。
地元メディアは匿名筋の話として、グーグル中国支社の一部社員が13日以降内部ネットワークへのアクセスを禁じられているほか、別のスタッフは自宅待機や異動を命じられていると報じた。この件について同社は事業運営についてはコメントを控えるとしている。
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