織田信長に扮した男性(左)と対面し、驚くアンディ・ガルシアさん(右)=名古屋市役所
乾杯するアンディ・ガルシアさん(左)と河村たかし市長=18日午後5時1分、名古屋市役所
映画「ゴッドファーザーPART3」や「オーシャンズ」シリーズなどで知られる米国の俳優、アンディ・ガルシアさん(53)が18日、名古屋市を訪れ、市役所で河村たかし市長と対面した。
ガルシアさんは、同市に本社を置く飲食店グループの招きで来日した。来庁時、ハリウッドスターが乗ったリムジンが大きすぎて駐車場に入れないアクシデントも。結局、10分余り遅れて登場した。
ガルシアさんは20年ぶりの来日といい、この日は名古屋城を訪れたという。以前共演した日本人俳優の高倉健さんや故・松田優作さんの名前を挙げて懐かしんだ。
一方、河村市長はガルシアさんを知らなかった。対面では一貫して「NAGOYA」をアピール。名古屋城が城として国宝第1号だと強調し、米国の空襲で燃えたことを「サッド・ストーリー(悲しい話)」と表現し、「もう一度、木造の名古屋城を造りたい」と意気込んだ。
河村市長はガルシアさんが出演した映画「アンタッチャブル」を引き合いに出し、口ずさんだが、そのメロディーはゴッドファーザーの「愛のテーマ」だった。