銀座の地下の隠れ家バー、伽藍Bar店主mizkaの徒然日記

そこは、三輪というより、熊野だった。
熊野は昨年の夏過ぎだったか、本宮大社に初めて行って、本当に山奥で、早々行けるところではないし、極まってなければ行けないところだと思った。
今回は、三輪の神様に会うためだったが、その熊野の山深い川沿いの真っ暗な道を、くねくねと曲がり、深夜０時ごろ現地に到着した。
星がきれー。めっちゃさむぅう

二の腕にカイロを貼るのがコツ。
パンツはニッセンのフリース裏地カーゴパンツ。Ｓを買ってしまったため、穿いていたズボンの上からは穿けなかった。それを脱いで、ユニクロ・ヒートテックスパッツの上に直接穿いた。
ものすごい山奥の、なんとか温泉地のうんちゃらスポーツ公園には、全国から数千人の防衛軍が集まっていたが、あまりの寒さに、へなちょこ隊員たちはあっという間に車や避難テントに退散してしまった。野外会場には数人がいるだけ・・・
わたしは、一人会場に残り、完全防備。充電した湯たんぽを寝袋の中にいれ、下半身はゴミ袋の中の寝袋に入ってしまう。毛布も掛けて。ダウンコートの上には毛糸のポンチョ。頭にはスカーフマチ子巻き、あごつき帽子、ダウンのフードの三段重ねでエスキモーの人みたい。
会場に残されている皆さんの椅子や荷物が凍り始めて、わたしは最後にアルミシートを椅子ごと被る。
わたしにも霜が降りたけど、快適に過ごせた。かなり極まった。

山間のため、日が当たり始めたのは８時ごろ。９時半には撤収というので、まだ霜のつくアルミシートをたたんで、あっというまに現地を去らなければならず。まだまだそこにいたかったけど・・・

それにしても、皆さん見てるとすっげー無駄食い。車の中はもうアメやらクッキーやらスナック菓子が飛び交っている。ＳＡごとになんか食べてるし。 よくあんなに食べられるなー。大人になってお小遣いが自由に使えるからって、こんなんじゃいつか病気になるよ、と醒めた目で「わたしは大丈夫でーす」と一 欠片のお菓子ももらうことはなかった。
書いたことが何でも叶うという等身大形代には、今年は無駄飲み無駄食いをしない、と伊勢で書いてきたが、その通りにちゃんとできてる。
次のＳＡでわたしもなんか無駄食いしよーっと思ったのに、そこには食べたいものが売ってなかったりして、いつもはご神業太りってよくあるんだけど、今回は無駄食い一切ナシだったわ。

帰りは高速道路のほとんどを運転させてもらった。
伊勢湾自動車道は強風でかなり怖かったけど、久しぶりに握るハンドルは、本当に楽しくて、かなり飛ばした。皆さんも「その辺のベテランと言われている男性ドライバーよりうまい」と褒めてくれました。
ＢＧＭがELTとかZARDとかSMAPっていうのが辛かったけど・・・