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石川のニュース 【1月12日02時18分更新】
警官がイノシシ射殺 金沢の住宅街、6発発砲 猟友会2人かまれ、けが
同署によると、イノシシは体長約130センチ、体重約100キロの雌。車にひかれた 際、左足がタイヤの下に挟まって身動きができず、猟友会員がハンマーで頭を殴ったとこ ろ、会員にかみついたため、巡査部長が2発発砲した。 イノシシは田んぼを横切り、住宅街の道路を約50メートル逃走。巡査が田んぼで2発 、道路で1発の計3発発砲した。いずれも7、8メートルの距離があったという。イノシ シはさらに民家の敷地内に逃げ込み、巡査部長が頭に1発撃って射殺した。 同署によると、巡査部長は至近距離から3発発砲しており、いずれもイノシシに当たっ たという。同署はイノシシを解剖するなどして、巡査の発砲した3発も含め銃弾の回収を 進めている。 イノシシははねられる直前、子どもとみられる2頭とともに近くの伏見川沿いで目撃さ れており、同署は逃げた2頭を捜索している。同日午前10時ごろには、現場から約20 0メートル離れた同市円光寺本町の白山神社で行われた左義長会場でもイノシシが出没し た。午後には泉が丘周辺でも目撃された。 松井三十二副署長は拳銃の使用について「猟友会員や付近住民の生命、身体に危険が及 んでおり、適正な職務執行だった」と話している。 現場は金沢市南部の平野部で、近くに伏見幼稚園や富樫小、県立錦丘中・高がある住宅 地。
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