2010年1月17日 19時4分更新
中学生から社会人までのランナーがたすきをつなぐ「全国女子駅伝」が17日、京都市で行われ、岡山県が初優勝を果たしました。
「全国女子駅伝」は、京都市の西京極陸上競技場をスタートとゴールに、42.195キロを中学生から社会人までの9人のランナーがたすきをつなぎます。
岡山県は2区、天満屋の浦田佳小里が区間1位の走りをみせ、順位を11位から一気に3位まであげます。
その後、順位をひとつあげ2位でたすきを受けた5区、興譲館高校の1年生、菅華都紀も区間1位の走りをみせ、岡山県は1位に躍り出ます。
そして6区では、興譲館の2年生赤松眞弘が全国高校駅伝で3位に終わった雪辱をはらす、区間新記録の走りで2位以下との差を大きく広げます。
そして最後の9区では、北京オリンピック女子マラソン代表、天満屋の中村友梨香が盤石の走りで逃げ切り、岡山県は2時間16分24秒のタイムで悲願の初優勝を飾りました。
岡山県の山口衛里 監督は「去年2位に終わったとの悔しい思いがあり、ことしは勝つぞといっていたので、 有言実行できてよかった」と話しました。
またアンカーで優勝テープを切った中村友梨香 選手は「みんなのおかげで優勝できたと思う。毎年優勝したいと思っていたので、今までの思いがかなってよかった」と話しました。