海外アップローダーの操作を自動化できる JDownloader

JDownloader

海外オンラインストレージ専用のダウンロード補助ソフト

解説

海外アップローダー専用のダウンローダーです。

多くのサービスに対応しており画像認証やその他の制限を自動化、回避することができるためファイルをダウンロードする際の手間を大幅に省くことができます。

但し、基本的にダウンロードの速度自体を上げるものではありません。

動作には Java が必要となります。

本記事では2010年1月16日現在の最新版である JDownloader Version 0.9.579 (0.10.271 β) の解説をしていきます。

導入手順

Download にある Windows をクリックして Download (INSTALLER) から最新の JDownloader をダウンロードします。 (サーバはどこでも構いません)

本記事ではインストーラ版のみの解説ですが、ポータブル版とZIPアーカイブ版も用意されています。

JDownloaderSetupX.X.XXX.exe を実行します。

セットアップウィザードが開始されるので Next > をクリック。

ライセンス条項に目を通したら I Agree をクリック。

JDownloader にコンテナファイルの関連付けを行いたいなら "Associate JDownloader with Containerfiles" にチェックを入れて Next > をクリック。

インストール先を指定 (通常はこのままに) して Next > をクリック。

しばらく待つと Completed と出るので Next > をクリック。

インストール作業は完了です。

設定方法

初回起動時に使用言語と保存フォルダの指定を求められます。

日本語化したいのなら base Jawa を選んでください。

続いて、ウェブブラウザ Firefox に JDownloader のアドオンをインストールするか問われるので選択してください。

更新が利用可能です と表示されたら OK をクリックしてアップデートを行ってください。

海外アップローダーの仕様変更に合わせて常に最新の状態を保ちましょう。

メイン画面です。

ツールバーの右端、地球のアイコンからアップデートが行えます。

ステータスバーの下段にある 最大接続数 と 最大DL数 は最大 20 まで値を増やすことができます。
また、速度制限 ではダウンロードの速度 (kB/s) を指定して受信データ量を絞れますが通常は 0 (無制限) のままで良いでしょう。

使用前に Settings のタブから一通り設定を行いましょう。

始めに設定した使用言語と保存フォルダの変更も可能です。

Basics → User Interface の スタイル からスキンの変更ができます。 (再起動後に有効)

種類が豊富なので色々と試してみると良いでしょう。
デフォルトのスキンは Synthetica Simple 2 D です。

使用方法

ツールバーの緑色の矢印の右隣にある クリップボードの監視 が有効になっていることを確認したら海外アップローダーのダウンロードページのURLをコピーします。

すると、リストにファイルが表示されるのでステータスバーの 追加後に開始 にチェックを入れて左端にある青色の矢印を押してください。

初めて利用するサービスの場合は TOC (terms of service) に同意するか問われるので サービスの諸条件を承認します にチェックを入れて OK をクリック。

ダウンロードが開始されます。

メジャーなサービスでそれぞれ適当なファイルをダウンロードしてみましたが特に問題はありませんでした。

ただ、Webサービスの仕様変更によって上手く動作しないことも多々あるので注意してください。

便利な設定

Plugins & Add-ons → Hoster & Premium から TOS の同意を予め行うことができます。

利用するサービスが多くある方は一括して 許可済 にチェックを入れればダウンロードの際に便利ですね。

サービスによっては有料会員その他の設定を行うこともできます。

Plugins & Add-ons → Extensions ではRARアーカイブの解凍を自動で行う JDUnrar やアーカイブの結合を行う JDHJSplit 等のプラグインが有効になっているので不要ならば無効化しておきましょう。