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法相、時効見直し諮問へ 具体案なしの「白紙」で

 千葉景子法相は23日の閣議後会見で、殺人など凶悪・重大な事件の公訴時効のあり方について、28日の法制審議会(法相の諮問機関)に諮問することを明らかにした。法務省は政権交代前の今年7月、殺人罪などの時効廃止などを盛り込んだ最終報告をまとめているが、今回は具体的な方向性を示さずに“白紙諮問”とした。

 千葉法相は、諮問で省内の最終報告が示した具体案に踏み込まないことについて「(見直しの方向性には)多様な考えがある」と説明。法制審は年内に議論を始める見通しだが、議論がまとまるメドについても「確たることは申し上げられない」と明言を避けた。

 諮問の内容は、時効撤廃の是非を含めた見直しのあり方や、見直しを既に時効が進行中の事件にさかのぼって適用できるかなど。法制審に法整備のための要綱作成を求め、答申がまとまった後、刑事訴訟法改正などに踏み切る考えだ。 (17:00)

10月23日の社会ニュース

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