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少年補導員に携帯やネットの怖さ伝える講習会/横浜

2010年1月17日

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少年補導員約90人がインターネットや携帯電話の危険性について指導者認定講習会=横浜市中区、神奈川県警本部

少年補導員約90人がインターネットや携帯電話の危険性について指導者認定講習会=横浜市中区、神奈川県警本部

 携帯電話やインターネットの怖さを子供だけでなく保護者にも知ってもらおうと、県少年補導員連絡協議会は17日、横浜市中区の県警本部で指導者認定講習会を開いた。同協議会は今春から、学校などを中心に保護者への啓発活動を進める方針で、今月下旬には秦野市や座間市の市立中学校の入学説明会で注意を呼びかけるという。

 この日は3回開催される講習会初日。約90人の少年補導員が参加し、NPO法人「青少年メディア研究協会」の下田博次理事長から携帯電話の危険性について講義を受けた。

 下田理事長は携帯電話の危険性について「発信者責任のテレビと違い、ネットは受信者責任。パソコンだけでなく、ネットにつながる携帯電話や携帯ゲーム機は思春期の子供に好き勝手に使わせてはいけない」などと指摘。フィルタリングの必要性などを訴えた。

 県警生安部少年育成課によると、ネットの出会い系サイトをめぐっては、少女らが被害にあう事件が急増。2004年に98件だった児童買春などの福祉犯罪検挙件数は、09年には383件にまで増えた。近年は出会い系サイトだけでなくプロフィルサイトでの被害も急増しているという。

 同協議会の松浦眞紀子会長(65)は「小学校の卒業記念のお祝いに携帯電話を買い与える家庭が多い。親の認識から変えていくためにも、保護者への意識啓発を進めていきたい」と話している。

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