ロッテの瀬戸山隆三球団社長は17日、昨秋のドラフト会議で指名した大嶺翔(八重山商工高)と同県石垣市内で面談し、正式契約を結ぶことを明言した。大嶺は昨年12月上旬に飲酒で補導され、球団はその後の経過を見て契約の可否を判断するとしていた。
瀬戸山社長は「(反省を)十分に感じた。新しいスタートをロッテで切ってもらう。今回の件を今後の人生に生かしてくれれば」と話した。仮契約で合意していた契約金、年俸は減額し、22日にも正式契約を結ぶ。
大嶺は面談後に会見に応じ「自覚のなさを痛感した。自分を見つめ直そうと思って、生活習慣も変えた。迷惑を掛けた方に恩返ししたい」と神妙な表情だった。