皇太子ご夫妻は17日、神戸市中央区の兵庫県公館で行われた「1・17のつどい−阪神・淡路大震災15周年追悼式典」に出席された。
皇太子さまはお言葉の中で、先日ハイチで発生した大地震の犠牲者に哀悼の意を表した上で、「震災から15年、この間も各地で大きな災害が発生しました。兵庫の経験と教訓が、これらの被災地での被害の軽減や復旧・復興にいかされてきたことは、大変意義深いことと思います」と述べられた。その後、ご夫妻はそろって献花、犠牲者の冥福を祈られた。
式典後、ご夫妻は震災によって家族などを失った遺族の代表と懇談された。