Webサイトにメールアドレスをさらしてはいけない
Webサイトに
とか、
お問い合わせは **@.**.com までお願いします。 |
などとメールアドレスを記載しているサイトがたまにありますが、これはちょっと気の利いたWebサイト、携帯サイト・インテグレーターであれば、「御法度」なのはすぐに分かります。
なぜかというと、メールアドレスをサイトにさらすと、スパム業者に拾われてしまい、山のようにスパムメールが来ることになるからです。結果的には、そのメアドは使い物にならなくなってしまいます。
なので、このようなお問い合わせの場合は、原則、フォームで処理をして、メールアドレスが表にさらさないようにしなければなりません。
ところが、案外これをやっていないところが意外と少なくありません。中にはWebインテグレータ自体のサイトで、それをやっている場合もあります。
また、更に良くあるのは、メールフォームを作る技術力(本質的にはという程のものでもないはずなのですが・・・)がそもそも自社内に無いので、
と、わざわざメールアドレスの部分を「画像」にしてしまう事によって、スパム業者からのメールアドレス収拾を回避しようという場合もありますが、いずれにしても本質的な解決方法ではありません。
昨年新規にお取引頂くことになったお客さんがいるのですが、やはりこのパターンでした。そのプロジェクトは携帯だけでPCは弊社の管轄外だったのですが、偶然気付いたので、その旨お話をして、フォームに変更をしていただきました(変更までに若干紆余曲折があったようですが・・・)。
フォームも、より高機能なものが必要であれば、captica(画像認証)があった方が良いのですが、今のところあまり一般的ではないので(ブログ等のコメント欄で、スパム対策として良く見かけます。画像で出た数字とかアルファベットを入れ込む例のやつのことです)ま、そこまでは無くても良いのではないかと思います。
もしWebインテグレーターや携帯サイトインテグレーターにお仕事を頼みたい、という場合は、その会社のPCサイトのお問い合わせ窓口が、メールアドレス直書きされていないか確認してみてください。
これはもう基本中の基本ですので、それでその会社の「実力」の一端をうかがい知ることが出来ると思います。
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