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2010年1月17日 (日)

合併後の久喜市の「市長職務執行者」を決定

 1月14日に、1市3町合併後の「久喜市長職務執行者」として現菖蒲町長の中山登司男氏が選任された。

 久喜市、菖蒲町、栗橋町、鷲宮町の合併は3月23日だから、その前日の22日に田中市長も含めて4市町の首長は全員失職して、4月25日の新久喜市の市長選挙投票日までは市長は不在となる。

 その間、3月23日には職員の辞令を交付し、すべての条例を公布・施行して、新市の行政をスタートさせなくてはならないし、約1か月間の市長不在期間の行政を運営していかなければならない、その役割を果たすのが「市長職務執行者」である。

 通常は合併する市町の首長の中から、新市の市長選挙に立候補を予定していない人が選任されることが多いのだが、その人選はかなり微妙でもある。

 他の合併した自治体では、合併前の旧市町の首長がみんな立候補する予定なので、たとえばいちばん大きい市の副市長が「職務執行者」に就いたなんて例もある。

 今回、中山菖蒲町長が「職務執行者」に選任されたということは、中山氏は新市の市長選挙には出ないと“予想”されるのだが、フリーの立場に残った小倉鷲宮町長や斉藤栗橋町長は立候補する“可能性”がまだあるということになる。

 いまだに田中市長以外には新市の市長選挙への立候補を表明した人はいないので、無投票で決まるのか選挙戦になるのか、うかつに予想はできない。

 しかし昨年の久喜市長選挙では、万全の体制を作った4期目の田中市長に対して、2年前の市議選で落選していた星野氏が突然立候補したにもかかわらず、事前予想を大きく上回る8000票も獲得して、田中氏へのかなりの批判票の存在を示したのだから、今度もし選挙戦になればかなりの激戦になることだけは間違いない。

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