彩の国スポーツ功労賞を受賞した内山(左)と上田清司埼玉県知事=埼玉県庁
ボクシングのWBA世界Sフェザー級王者・内山高志(30)=ワタナベ=が15日、地元埼玉が誇る大会場「さいたまスーパーアリーナ(SA)」での初防衛戦開催を熱望した。埼玉県初の世界王者となった内山はこの日、同県から「彩の国スポーツ功労賞」、出身地の春日部市から「市民栄誉賞」をダブル受賞した。
県庁と市役所を“ハシゴ”した内山は「地元で防衛戦をやりたい」と語り、会場候補として、さいたまSAを挙げた。昨年11月、2万人の観衆を動員した内藤大助-亀田興毅戦などビッグマッチが行われる日本でも有数の大会場だ。内山は「もっと知名度が上がればアリーナでできるかもしれない。そのためにも防衛していきたい」と誓った。
(2010年1月17日)