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ミシュラン、太田工場における商業用タイヤの生産を停止

同サイトでの研究開発および他の事業は継続
01.15.2010

ミシュランは、本日、太田工場(群馬県太田市)におけるタイヤの生産活動を2010年7月をもって終了する計画を発表しました。

ミシュランの日本およびアジアにおける事業を発展させ、プレゼンスを高めていくために、太田サイトにおける研究開発、日本ミシュランタイヤによる全国での販売活動、東京での本社機能に関する変更はありません。

太田工場では2006年以降、生産性を高めて製造コストを下げるためのさまざまな施策を実施し、2007年からはスタッドレスタイヤ「X-ICE」のように高い技術を要するタイヤの生産に特化しました。しかしながら、太田工場は同セグメントのタイヤを生産している世界のミシュランの他の工場に比べて生産コストは倍近くに高止まりしていました。2008年に始まった経済危機により、状況はさらに困難なものとなりました。なお、太田工場には、現時点で約380名の従業員が勤務しています。

現在、太田工場で行っているタイヤの生産は、アジア、ヨーロッパ、北米にある他の乗用車・ライトトラックタイヤの生産工場に移管されます。

ミシュランは太田工場の従業員代表との話し合いを重ねており、今回の閉鎖によって影響を受ける従業員がミシュランの社内、特に太田サイト内、あるいは別の場所で新たな仕事に就けるよう、速やかに支援策を実施していきます。

今回の施策に関連した再編に要する費用として引当金を準備します。これはミシュラングループの2009年度の他の特別費用に加えられることとなり、約4億1000万ユーロになると試算しています。この費用の中には、日本での施策だけではなく、フランスの工場における生産特化計画と米国の生産・販売の再編計画、そしてフランスにおける早期退職プランに関わる費用も含んでいます。

なお、日本ミシュランタイヤ株式会社(本社・東京都)の事業開始は1978年であり、本社は東京都千代田区にあります。

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