「裏献金」翌営業日に入金=同額を小沢氏団体口座へ−石川容疑者、土地購入に使用
2010年1月16日(土)20時11分配信 時事通信
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小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、同会事務担当者だった衆院議員石川知裕容疑者(36)が、水谷建設(三重県桑名市)元幹部が小沢氏側に現金5000万円を渡したとされる日の後、週末を挟んだ銀行の翌営業日に陸山会の口座に同額を入金していたことが16日、関係者の話で分かった。
石川容疑者はこの入金分を含む4億円を土地購入代金に充てていた。東京地検特捜部はこうした状況から、水谷建設の裏献金が土地購入に充てられた疑いが強いとみて、石川容疑者の取り調べを進める。
関係者によると、水谷建設元幹部は昨年の特捜部の事情聴取に対し、2004年10月と05年4月に、小沢氏側に各5000万円、計1億円の現金を渡したと供述したとされる。
石川容疑者はこの入金分を含む4億円を土地購入代金に充てていた。東京地検特捜部はこうした状況から、水谷建設の裏献金が土地購入に充てられた疑いが強いとみて、石川容疑者の取り調べを進める。
関係者によると、水谷建設元幹部は昨年の特捜部の事情聴取に対し、2004年10月と05年4月に、小沢氏側に各5000万円、計1億円の現金を渡したと供述したとされる。